研究課題
基盤研究(B)
細胞接着分子paraxial protocadherin(以下PAPCと略す)は、アフリカツメガエル胚発生の原腸形成運動において重要な役割を果たしていることがわかっている。我々は、PAPCは原腸形成期の初期には細胞接着分子として必須であるが、後期の細胞移動期には細胞膜から除去されなければ運動が阻害されることを見いだした。さらにPAPCが急速に除去される分子メカニズムを明らかにした。このPAPCのタンパク質レベルでの制御メカニズムは、胚発生における細胞接着分子の局在と安定性の新しい制御機構である。
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医学のあゆみ
巻: 233 ページ: 978-982
実験医学
巻: 26 ページ: 374-379