研究課題/領域番号 |
20380020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸学・造園学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
細川 宗孝 京都大学, 農学研究科, 准教授 (40301246)
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研究分担者 |
海道 真典 (海藤 真典) 京都大学, 農学研究科, 助教 (20314247)
松下 陽介 花き研究所, 研究員 (00414665)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
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キーワード | ウイロイド / キク / 機能性RNA / プロモーター / 長距離移行性 / キクわい化ウイロイド(CSVd) / ポスピウイロイド / 長距離移行 / タバコ / アラビドプシス / プロモーター活性 / キクわい化ウイロイド / 開花反応 / 局在性 / CSVd / CChMVd / 核 |
研究概要 |
CSVdの全長あるいは部分配列を付加配列につなぎ、付加配列の長距離移行性を調べた。CSVdの一部の配列を付けた付加配列が長距離移行性を持ったことから、CSVdの配列にはRNAを長距離移行させる能力があるものと推定された。本事実を確認するため、同様の配列を過剰発現するタバコの組み換え体をCSVdの部分配列シリーズについて作成した。全長配列のCSVdを持つタバコ組み換え体(Nicotiana tabacum)にNicotiana benthamianaの穂木を接ぎ木し付加配列の長距離移行性を調べたが、長距離移行は認められなかった。他の配列については現在も実験を継続中である。 また、CSVd配列には35Sプロモーターの活性を増強させる機能があることが示唆された。さらにはCSVdが持つと予想されるRNAを鋳型にしたRNAの転写する能力がタバコの組み換え体で確認されたことから、mRNAの植物体内での増殖が可能である可能性が考えられた。
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