研究課題/領域番号 |
20380031
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用昆虫学
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
安藤 哲 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 教授 (50151204)
|
連携研究者 |
松本 正吾 独立行政法人理化学研究所, 理化学研究所, 主任研究員 (60134516)
佐藤 令一 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 教授 (30235428)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2008年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
|
キーワード | 昆虫分子生物学 / フェロモン生産 / 応用昆虫 / 生物制御化学 / 生理活性物質 / 生合成 / 蛾類性フェロモン / ポリエン炭化水素 / リノレン酸 / エポキシ化酵素 |
研究概要 |
より進化したシャクガ科やヒトリガ科などの昆虫は、C_<17>~C_<23>の直鎖不飽和炭化水素とそのエポキシ誘導体(タイプIIフェロモン)を分泌する。それらの体内での生産様式を確証すべく、ヨモギエダシャクを用いて、エポキシ化酵素ならびにPBANの受容体タンパク質に対応する候補遺伝子をフェロモン腺よりクローニングした。加えて、アメリカシロヒトリを実験材料に、4成分からなるフェロモンの生合成経路を実証するとともに、最終段階で働いている酸化酵素の基質特異性を明らかにした。一方、これまでフェロモンの同定例がないアオシャク類からは、12-位に二重結合を含む新規なタイプIIフェロモン成分の同定に成功し、生殖隔離に重要な役割を担う分子種の多様性を示す結果が得られた。
|