• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ステロール代謝調節タンパク質の作用機構解明と食品成分による制御

研究課題

研究課題/領域番号 20380073
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 食品科学
研究機関東北大学

研究代表者

池田 郁男  東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (40136544)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2008年度: 14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)
キーワードABCG5 / ABCG8 / 植物ステロール / コレステロール / ラット / 吸収 / 胆汁 / 小腸 / WKYラット / SHRSPラット
研究概要

ステロール代謝調節タンパク質であるATP-binding cassette transporter(ABC)G5およびABCG8の機能を明らかにするため、ABCG5に変異が有り、体内に植物ステロールが蓄積するラットでの植物ステロールのリンパへの吸収および胆汁への排泄を調べたが、有意な影響は認められなかった。これらのことから、ABCG5/ABCG8のステロール排泄能は極めて限定的であり、微妙なバランスの違いにより植物ステロールが体内に蓄積していくことが示唆された。さらにABCG5およびABCG8の肝臓での発現を増加させる食品成分としてセサミンを見いだした。セサミンは胆汁へのコレステロール排泄量を増加させたが、この現象は、ABCG5/ABCG8発現の増加に起因すると考えられた。また、ABCG5/ABCG8発現増加がセサミンによるインスリン分泌抑制により起こることが示唆された。そこで、エネルギー代謝を測定したが、セサミンによる影響は観察されなかった。

報告書

(4件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2011 2010 2009 2008

すべて 学会発表 (10件)

  • [学会発表] セサミンはラット肝臓ABCG5/G8 mRNA発現を増加し、胆汁へのコレステロール排泄を亢進する2011

    • 著者名/発表者名
      加藤正樹、小林和也、井上奈穂、都築毅、池田郁男、白川仁、櫓木智裕、小野佳子、木曽良信
    • 学会等名
      日本農芸化学会2011年度大会(一般講演)
    • 発表場所
      京都市
    • 年月日
      2011-03-26
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] セサミンはラット肝臓ABCG5/G8mRNA発現を増加し、胆汁へのコレステロール排泄を充進する2011

    • 著者名/発表者名
      加藤正樹、小林和也、井上奈穂、都築毅、池田郁男、白川仁、櫓木智裕、小野佳子、木曽良信
    • 学会等名
      日本農芸化学会2011年度大会
    • 発表場所
      京都市
    • 年月日
      2011-03-26
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] コレステロールの腸管吸収機構2010

    • 著者名/発表者名
      池田郁男
    • 学会等名
      第15回日本食物繊維学会(シンポジウム、招待講演)
    • 発表場所
      札幌市
    • 年月日
      2010-11-22
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] セサミンのコレステロール代謝への影響:ABCG5/G8発現との関係2010

    • 著者名/発表者名
      井上奈穂、小林和也、都築毅、池田郁男、白川仁、櫓木智裕、小野佳子、木曽良信
    • 学会等名
      第64回日本栄養・食糧学会大会
    • 発表場所
      徳島市(一般講演)
    • 年月日
      2010-05-22
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] セサミンのコレステロール代謝への影響:ABCG51G8発現との関係2010

    • 著者名/発表者名
      井上奈穂、小林和也、都築毅、池田郁男、白川仁、櫓木智裕、小野佳子、木曽良信
    • 学会等名
      第64回日本栄養・食糧学会大会
    • 発表場所
      徳島市
    • 年月日
      2010-05-22
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [学会発表] SHRSP/IzmとWKY/NCrlCrljラットにおける植物ステロールの胆汁への排泄と体内への蓄積2009

    • 著者名/発表者名
      加藤正樹、都築毅、池田郁男、伊藤悠介、佐藤匡央、今泉勝己
    • 学会等名
      日本農芸化学会2009年度大会(一般講演)
    • 発表場所
      福岡市
    • 年月日
      2009-03-28
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] SHRSP/IzmとWKY/NCrlCrljラットにおける植物ステロールの胆汁への排泄と体内への蓄積2009

    • 著者名/発表者名
      加藤正樹、都築毅、池田郁男、伊藤悠介、佐藤匡央、今泉勝己
    • 学会等名
      日本農芸化学会2009年度大会
    • 発表場所
      福岡市マリンメッセ
    • 年月日
      2009-03-28
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] ABCG5に変異のあるSHRSP/Izm、WKY/NCrlCrljラットの植物ステロール蓄積とリンパへの3H-sitosterol吸収能-ABCG5に変異のないWKY/Izmとの比較2009

    • 著者名/発表者名
      加藤正樹、都築毅、池田郁男
    • 学会等名
      第51回日本脂質生化学会(一般講演)
    • 発表場所
      名古屋市
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [学会発表] ABCG5に変異のあるSHRSP/Izm、WKY/NCrlCrljラットの植物ステロール蓄積とリンパへの^3H-sitosterol吸収能-ABCG5に変異のないWKY/Izmとの比較2009

    • 著者名/発表者名
      加藤正樹、都築毅、池田郁男
    • 学会等名
      第51回日本脂質生化学会
    • 発表場所
      名古屋市
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] WKY/NCrlCrljラットの胆汁への植物ステロール排泄能2008

    • 著者名/発表者名
      加藤正樹、都築毅、池田郁男、SHRSP
    • 学会等名
      第20回コレステロール研究会(一般講演)
    • 発表場所
      仙台市
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書

URL: 

公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi