研究課題/領域番号 |
20380097
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
小坂 肇 独立行政法人森林総合研究所, 九州支所, グループ長 (20343791)
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研究分担者 |
佐山 勝彦 独立行政法人森林総合研究所, 北海道支所, 主任研究員 (70353711)
牧野 俊一 独立行政法人森林総合研究所, 森林昆虫研究領域, 領域長 (20353849)
神崎 菜摘 独立行政法人森林総合研究所, 森林微生物研究領域, 主任研究員 (70435585)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 森林生物 / 昆虫寄生線虫 / 生態解明 / 野外調査 / スズメバチ / 不妊化 / 寄生線虫 / 宿主範囲 / 地理的分布 / 感染場所 / 影響評価 / オオスズメバチ / 熊本 / 西表 / キイロスズメバチ / 寄生率 |
研究概要 |
スズメバチセンチュウに寄生されたキイロスズメバチ女王は不妊になることが知られていた。この研究で、スズメバチセンチュウはキイロスズメバチのほかにオオスズメバチとチャイロスズメバチの3種の大型スズメバチに寄生することが明らかになった。また、この線虫は北海道、関東、九州から検出された。さらに、スズメバチセンチュウは次世代のスズメバチ女王の越冬場所で感染することが明らかになった。スズメバチセンチュウは、攻撃性の強いオオスズメバチやキイロスズメバチに寄生すること、日本本土に広く分布している可能性が高いこと、感染場所が明らかになったので人工感染の可能性が開けたこと、を考慮して、この線虫のスズメバチに対する生物的防除素材としての能力は高いと評価した。
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