研究課題/領域番号 |
20380098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
大西 尚樹 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, 主任研究員 (00353615)
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研究分担者 |
玉手 英利 山形大学, 理学部, 教授 (90163675)
岡 輝樹 独立行政法人森林総合研究所, 野生動物研究領域, チーム長 (80353621)
石橋 靖幸 独立行政法人森林総合研究所, 北海道支所, 主任研究員 (80353580)
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連携研究者 |
鵜野 レイナ 慶應義塾大学, 先端生命科学研究所, 博士研究員
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2008年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 森林生態 / 保護 / 保全 / ツキノワグマ / 遺伝構造 / 保全遺伝学 / 遺伝的多様性 / ミトコンドリアDNA / 系統地理 |
研究概要 |
日本のツキノワグマはアジア大陸から日本に渡来してきた後に、3つの遺伝グループに分岐し、各地域で遺伝的な分化が進んでいることが示唆された。こうした遺伝構造は、近年の大量出没においては一時的に崩れるものの、すぐに回復し維持されることが明らかになり、各地域の遺伝的なまとまりを保護管理ユニットとして適応出来ると考えられた。九州では1987年に捕獲された個体が本州由来であることが明らかになり、1957年以降捕獲がないことから絶滅の可能性が強くなった。
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