配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2008年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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研究概要 |
本研究は, 犬の皮膚の再生に重要であると考えられる幹細胞が毛包膨大部に存在することをはじめて明確にし,つぎに幹細胞の特徴である高い増殖能とともに通常は増殖が遅いことを明らかにした。犬の毛包を免疫染色し、ケラチン15,follistatinの発現が毛包膨大部で強く認められ,それらの細胞にはSOX9,LHX2,TCF3,NFATC1の遺伝子が見られた。さらに毛包幹細胞と真皮細胞を用いてヌードマウス皮膚に毛包が再構成されることを明らかにした。これらの研究は犬のみにとどまらず,ヒトの皮膚再生医学に進展を与えるものである。
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