研究課題/領域番号 |
20380180
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
日鷹 一雅 愛媛大学, 農学部, 准教授 (00222240)
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研究分担者 |
嶺田 拓也 独行政法人, 農村工学研究所, 研究員 (70360386)
渡邊 修 信州大学, 農学部, 准教授
本林 隆 東京農工大, 農学部, 講師 (20262230)
東 淳樹 岩手大学, 農学部, 講師 (10322968)
大澤 啓志 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (20369135)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2008年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 生物環境 / 生物多様性 / 水田 / 環境影響評価 / 農生態学 / 保全 / 普通種 / 農薬 / モニタリング / 冬期湛水 / スクミリンゴガイ |
研究概要 |
まずはカメ類、両生類、畔畔の高等植物、昆虫等について現状の生息状況を在地の多様な研究者と検討した。その結果から、トノサマガエル、イシガメ、チガヤ、ススキ、ヒメゲンゴロウなどの水生昆虫などの水田普通種が地域的に減少傾向であった。これらの普通種減少について、激減仮説(新農薬・侵入生物・栽培環境・圃場整備など)のそれぞれが減少要因に関与していた。減少傾向の種のうち、とくに減少傾向の顕著な種群に悪影響を及ぼす要因について影響評価実験を行った。メソコズムとマイクロコズムを考案し、半致死濃度を求め、ある殺虫剤の悪影響をつきとめた。昆虫種の中には地域個体群の激減に一部の普及農薬の化学成分が影響していた。減少種とその要因の関係性は多様であり、在地の研究者の役割は大きい。
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