研究課題/領域番号 |
20390068
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
村松 郁延 福井大学, 医学部, 教授 (10111965)
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研究分担者 |
西宗 敦史 福井大学, 医学部, 学内講師 (40311310)
宇和田 淳介 福井大学, 医学部, 助教 (70580314)
森島 繁 福井大学, 医学部, 准教授 (50290911)
鈴木 史子 福井大学, 医学部, 助教 (80291376)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | 受容体 / チャネル / 輸送系 / シグナル情報伝達系 / alpha 1A-アドレナリン受容体 / 受容体作動性Ca^<2+>イオン流入 / 神経伝達物質遊離 / 薬理学 / 脳・神経 / 生理学 / 神経科学 |
研究概要 |
α1Aアドレナリン受容体を安定発現させたPC12細胞において、α1Aアドレナリン受容体を刺激すると一過性の細胞内Ca遊離に続いて、細胞外からの持続的なCa流入が惹起された。後者のCa流入は、snapin過剰発現で増強され、TRPCノックダウンで抑制された。このCa濃度変化と相関して、内在性dopamineの遊離が惹起された。したがって、培養細胞では、GqPCR刺激で上昇する細胞内Caにより、伝達物質は遊離することが観察された。一方、ラット大脳皮質スライスからの^3H-dopamine遊離は、GqPCR刺激では惹起されなかった。ラット大脳皮質およびN1E-115神経芽細胞では、M1ムスカリン受容体は細胞膜だけでなく細胞内にも存在し、前者はIP_3-Ca系を活性化するのに対し、後者はMAPkinase系と特異的に共役していた。
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