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高齢化社会を豊かにするIT活用医療支援システムの構築:ICタグによる尿失禁検知

研究課題

研究課題/領域番号 20390155
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医療社会学
研究機関東京医科大学

研究代表者

秦野 直  東京医科大学, 医学部, 教授 (10101924)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
キーワードIT / RFID / 高齢者介護 / インターネット / 尿失禁 / ICタグ / 高齢化社会 / 介護 / 紙おむつ
研究概要

世界的に高齢化社会を迎え、その介護は各国で大きな問題となっている。高齢者の介護で問題となるのは排泄、褥創、痴呆である。本研究はこの排泄の問題をITを利用した排尿検出システムを構築することにより解決しようとするものである。尿の検出には内部にopアンプとA/Dコンバータを内蔵する特殊なRFIDを用いた。尿を検出するためにはイオン化傾向の異なる二種の電極を紙おむつの中に設置した。電極が尿で濡れると起電力を生じ、その電圧をA/Dによりデジタルデータとして、RFIDから介護センターに通報するようにした。この通報システムにより、自宅での介護が可能となり、高齢者の排尿管理の質は著しく改善される。また本システムは尿量を検出できるので、保水能力の最大限まで紙おむつを使用することができ、紙おむつを有効に利用することができる。使用済みの紙おむつの処理には膨大なエネルギーを消費するので、このシステムはC02の排出を減らすることにも有効である。今後紙おむつの使用量は世界で急増する。本研究により莫大な量のエネルギーの節約が期待できる。

報告書

(4件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書

研究成果

(2件)

すべて 2011

すべて 産業財産権 (2件)

  • [産業財産権] ハイブリッド型RFID2011

    • 発明者名
      秦野直
    • 権利者名
      秦野直
    • 出願年月日
      2011
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [産業財産権] 異種金属による起電力を利用したRFID2011

    • 発明者名
      秦野直
    • 権利者名
      秦野直
    • 出願年月日
      2011
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2008-03-31   更新日: 2016-04-21  

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