研究課題/領域番号 |
20390174
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
山内 博 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (90081661)
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研究分担者 |
久枝 良雄 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (70150498)
高田 礼子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (30321897)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | ヒ素 / ヒ素中毒 / 無毒化 / アルセノベタイン / メチル化 / ビタミンB12 / 人工的化学合成 / 細胞毒性試験 / 酸化的DNA損傷 / 廃棄処理技術 |
研究概要 |
現在、アジアや中南米諸国では大規模な慢性ヒ素中毒が発生している。その原因として井戸水からの無機ヒ素の除去は行われているが、その集積した無機ヒ素の廃棄と保存方法が適切でないことから、新たな汚染源となり中毒が連続的に再発する悪循環が存在している。当該問題の解決の一つの方法として、無機ヒ素の無毒化処理の確立であり、無毒化ヒ素(アルセノベタイン;AsB)の人工合成物は安全性試験から無毒が証明された。この手法の普及や応用により、慢性ヒ素中毒の予防や改善、根絶が可能になると考える。
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