研究課題/領域番号 |
20390205
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
青柳 豊 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00142266)
|
研究分担者 |
内海 利男 新潟大学, 自然科学系, 教授 (50143764)
大越 章吾 新潟大学, 医歯学系, 講師 (70231199)
須田 剛士 新潟大学, 医歯学系, 講師 (10361916)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2008年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
|
キーワード | 肝細胞癌 / 糖鎖 / α1-6フコース転位酵素(FUT8) / アルファフェトプロテイン / フコース転移酵素 / フコシル化AFP / FUT8 |
研究概要 |
α1-6フコース転移酵素(FUT8)は、肝癌の生物学的悪性度の指標とされるフコシル化AFP産生に関与しているが、その分子機構は解明されていない。肝癌細胞のFUT8遺伝子発現を抑制し、細胞増殖や細胞浸潤能および糖鎖構造の変化に対する基礎的検討を行なった。SiRNAの手法では、FUT8遺伝子発現抑制を認めたが、細胞増殖や浸潤能の有意な変化は確認できず、糖鎖プロファイリング解析では、細胞内のフコシル化蛋白質の低下を確認できなかった。肝細胞特異的に完全な遺伝子発現抑制を行い、発癌発癌過程におけるFUT8蛋白機能を解析する手法として、新たにFUT8コンディショナルノックアウトマウスを作製した。現在、同マウスの肝組織でのFUT8のメッセージが低下している結果を得,蛋白機能を解析中で、引き続き同マウスの肝発癌実験を準備中である。
|