研究課題/領域番号 |
20390216
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
倉林 正彦 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00215047)
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研究分担者 |
新井 昌史 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60270857)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2008年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
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キーワード | 骨芽細胞 / 血管石灰化 / 血管平滑筋細胞 / Notch / AGE / 慢性腎不全 / FGF23 / Klotho / 細胞分化 / 転写因子 / 糖尿病 / 腎不全 / 遺伝子発現 / 動脈硬化 / 血管生物学 / 遺伝子 / 慢性腎臓病 / Notchシグナル / 骨形成 |
研究概要 |
慢性腎臓病患者(CKD)は心血管イベント(CVD)のハイリスク群である。本研究では、AGE(advanced glycation end product)/RAGE(receptor for AGE)の相互作用による血管石灰化の誘導について 解析した。石灰化病変にはRAGE,Notch,Jagged1,Msx2が発現していた。培養ヒト大動脈血管平滑筋細胞にRAGEを過剰発現させると、石灰化が認められ、骨芽細胞の分化調節因子であるMsx2、Notch1およびJagged1の発現増加が認められた。また、RAGEによるMsx2とALPの誘導は、γセクレターゼ阻害剤であるDAPTによって完全に抑制された。したがって、RAGEの活性化→Notchの活性化→Msx2の発現誘導→ALPの発現誘導→骨芽細胞へ分化というメカニズムが明らかになった。
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