研究課題/領域番号 |
20390250
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
西野 一三 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, ・神経研究所疾病研究第一部, 部長 (00332388)
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研究分担者 |
野口 悟 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所疾病研究第一部, 室長 (00370982)
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連携研究者 |
林 由起子 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所疾病研究第一部, 室長 (50238135)
埜中 征哉 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター, 病院, 名誉院長 (80040210)
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研究協力者 |
本田 真也 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所疾病研究第一部, 流動研究員
冨永 佳代 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所疾病研究第一部, 研究生
門間 一成 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所疾病研究第一部, 研究生
清野 智恵子 (藤村 智恵子) 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター, 病院, レジデント
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2008年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 神経分子病態学 / 筋疾患 / オートファジー / 神経分子病態 |
研究概要 |
オートファジー関連筋疾患の病態解明と治療法開発のため、ダノン病のモデルマウスであるLamp-2遺伝子欠損マウスを用いて、骨格筋・心筋の表現型を生理学的または病理学的に特徴付け、ホモログ分子であるLamp-1を外来性に発現させることでの表現型の回復を解析した。Lamp-2遺伝子欠損マウスにLamp-1を過剰に発現するマウスを掛け合 わせることで、心症状が改善した。Lamp-2遺伝子欠損細胞ではマクロオートファジーによる分解が顕著に低下しており、この低下はLamp-1過剰発現により改善された。Lamp-1の過剰発現はオートファゴソームとリソソームの融合を改善することにより、Lamp-2欠損による細胞機能障害を改善しうると考えられた。以上から、Lamp-1の発現誘導は、ダノン病の治療候補として有用であることが示唆された。
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