研究課題/領域番号 |
20390288
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
満屋 裕明 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (20136724)
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研究協力者 |
GHOSH Arun K. 米国Purdue大学, 教授
ARNOLD Eddy 米国Rutgers大学, 教授
KOVARI Ladislau 米国Wayne州立大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2010年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2009年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2008年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 感染症 / HIV / エイズ / HIV酵素二量体化阻害剤 / 創薬 / 薬剤耐性 / 新規抗HIV化合物 / HIV蛋白の自壊 |
研究概要 |
我々のグループは本研究期間でプロテアーゼ阻害剤(PI)耐性変異株の重感染と遺伝子相同組み換えによって、耐性が起こりにくいdarunavir(DRV)に対してもHIV-1が高度の耐性を獲得することを報告した。またDRVとは異なる基本骨格cyclopentanyl-tetrahydrofuranを有し、HIV-1プロテアーゼ(PR)の活性中心部位に2つの異なる結合様式で結合するGRL-02031を報告、更にmacrocyclic構造を有し、高い抗HIV-1活性を発揮するGRL-0216A,-0286Aを同定した。加えてtetrahydropyrano-tetrahydrofuranを有し、DRV高度耐性株を含む多剤耐性株に対して極めて強力な活性を発揮するGRL-1388A,-1398Aを同定した。更に我々はoxatricyclic-THFを有し、DRV耐性株を含む高度多剤耐性株に対して高い抗ウイルス活性を維持、またDRVよりも低濃度でPR二量体化阻害(PDI)活性を発揮する新規化合物、GRL-0519Aを同定した。
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