研究課題
基盤研究(B)
Gaucher病の中枢神経症状に有効な治療法はない。Gaucher病の原因酵素GBAのF213I変異は低分子化合物N-octyl-β-alienamine(NOV)によって活性化されることを見出し、中枢神経症状の治療のためのケミカルシャロン療法の樹立を目指している。F213I変異を持つマウスの作成し、中枢神経系の治療実験を行うことを目指したが、F213I蛋白質を発現するマウスを得ることが出来なかった。正常マウスへのNOVの経口投与実験を行い、NOVは安全で、脳を含む臓器のGBA活性を上昇させることを確認した。
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