研究課題/領域番号 |
20390421
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
並木 幹夫 金沢大学, 医学系, 教授 (70155985)
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研究分担者 |
溝上 敦 金沢大学, 附属病院, 講師 (50248580)
京 哲 金沢大学, 医学系, 講師 (50272969)
東 達也 静岡県立大学, 薬学部, 准教授 (90272963)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2008年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | 前立腺癌 / DHEA / 間質細胞 / トラニラスト / CTEN / パクリタキセル耐性 / 再燃 / アンドロゲン / 再燃前立腺癌 / TGFβ |
研究概要 |
1.前立腺癌の再燃に関与する因子として重要なものに副腎性アンドロゲンDHEAがあるが、これは、前立腺がん組織において癌細胞と間質細胞の協調的働きによりDHTに変換され、前立腺癌の再増殖に寄与することを証明した。2.前立腺癌の骨転移に関しては骨由来TGF-βの作用が重要で、抗アレルギー薬であるトラニラストが、その作用を抑制し、抗腫瘍効果をもたらす可能性があることを示した。3.再燃前立腺癌に対してはタキサン系抗癌剤を使用することが多いが、その薬剤に対する耐性メカニズムのひとつにCTENの発現低下が関与していることを証明した。
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