研究課題/領域番号 |
20390438
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
原渕 保明 旭川医科大学, 医学部, 教授 (80208686)
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研究分担者 |
高原 幹 旭川医科大学, 医学部, 助教 (50322904)
岸部 幹 旭川医科大学, 医学部, 助教 (80447101)
小林 博也 旭川医科大学, 医学部, 講師 (90280867)
片山 昭公 旭川医科大学, 医学部, 助教 (40374805)
長門 利純 旭川医科大学, 大学病院, 医員 (80431419)
坂東 伸幸 旭川医科大学, 医学部, 講師 (60312469)
石井 秀幸 旭川医科大学, 医学部, 助教 (90360982)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 鼻性NK / T細胞リンパ腫 / Epstein-Barr virus / LMP1(latent membrane protein 1) / IP-10 (Interferon gamma-induced protein-10) / monocytes / 浅側頭動脈動注・放射線同時併用療法 / 鼻性NK/T細胞リンパ腫 / EBウイルス / EBウイルス膜蛋白 / IFN gamma-inducible protein-10(IP-10) / TARC / 単球 / LFA-1 / メタロエラスターゼ / IFN gamma-inducible protein-10 (IP-10) |
研究概要 |
鼻性NK/T細胞リンパ腫は非常に予後が悪いEBV発癌リンパ腫である。今回はケモカインに着目し、IP-10 (Interferon gamma-induced protein-10)産生がEBV陽性腫瘍株にて亢進していること、そのIP-10がオートクラインにて細胞浸潤能を増強させることを見いだした。さらにIP-10により引き寄せられた単球が、膜型IL-15を介して腫瘍細胞に接着しその増殖やLMP1発現増強を促すことを見いだした。さらに、EBVにて制御されうるCD70、LFA-1についても検討を進めている。臨床面では浅側頭動脈動注・放射線同時併用療法を行い、血清EBV-DNA数にてその効果を検討している。現在までに9症例に行っているが、全例において寛解が認められている。
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