研究課題/領域番号 |
20390458
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
遠藤 裕 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90168831)
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研究分担者 |
大橋 さとみ 新潟大学, 医歯学系, 講師 (00313510)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 院外心停止 / 心室細動 / 心電図 / 電気的除細動 / 時間領域指標 / 周波数領域指標 / 複雑解析 |
研究概要 |
除細動は心室細動(VF)による心停止を救命する唯一確実な手段である。本研究ではVF波形から除細動の成否が予測可能であるか検討した。最初に、除細動直前の5.12秒間VF波形の解析結果では、周波数領域における中間周波数と複雑性領域におけるdetrended fluctuation analysis(DFA)が有用な指標であった。次に,1秒間のVF波形の解析では、連続ウーブレット変換を用いた3~10Hzのパワーにより有用な指標であった。ROCを用いた検討では,中間周波数のAUCは0.77,3~10Hzのパワーは0.73で,1秒間のVF波形からでも除細動の成否の予測が可能であると考えられた。
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