研究課題/領域番号 |
20390472
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中西 博 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (20155774)
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研究分担者 |
武 洲 九州大学, 大学院・歯学研究院, 准教授 (10420598)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2008年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | リポソーム / 炎症性骨吸収 / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / ホスファチジルセリン / 炎症生骨吸収 / アルカリフォスファターゼ / リン質リポソーム / アジュバント関節炎 / プロスタグランジンE2 / TGF-β1 / RANKL / ICAM-1 / CD44 |
研究概要 |
本研究は、細胞膜リン脂質のホスファチジルセリン(PS)を含むリポソーム(PSL)が破骨細胞前駆細胞から成熟破骨細胞への成熟を抑制し、慢性関節リウマチの動物モデルにおける骨破壊を抑制することを発見した。PSリポソームの骨破壊に対する抑制作用は破骨前駆細胞に取り込まれることによりTGF-β1ならびにPGE2の産生分泌を誘導し、破骨細胞への成熟に必須な因子の発現を抑制することによるものであることが解明できた。これらの発見により、PSLの適用が慢性関節リウマチ、歯周炎ならびに骨粗鬆症に伴う骨破壊に対する新たな治療薬になる可能性が考えられる。
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