研究課題/領域番号 |
20390489
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小野 高裕 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 准教授 (30204241)
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研究分担者 |
長谷川 陽子 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (60432457)
城下 尚子 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (10448110)
阪上 穣 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (30543483)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2010年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2009年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 歯周病 / 咀嚼能力 / 咬合支持 / 生活習慣病 / Mets / DM / IFG / IGT / メタボリックシンドローム |
研究概要 |
大阪府吹田市在住一般住民のランダムサンプルを対象とした健康調査において、歯科検診ならびに咬合力、咀嚼能力測定を行い、これら口腔健康関連因子と生活習慣病の一つである糖尿病(DM)ならびにその前段階である耐糖能障害(空腹時血糖異常:IFG、耐糖能異常:IGT)との関連について横断的な検討を行った。また、17-18年度の健診データに基づいて、歯数の減少とメタボリックシンドローム(Mets)構成因子との関連について分析を加えた。その結果、歯周病と咬合支持の減少は、IGTとの間に関連があること、20本を境とする歯数の減少は女性においてMetS罹患のリスク因子となることが示された。以上の結果より、生活習慣病の発症には、歯周病による慢性炎症だけではなく、歯の欠損による咀嚼能力低下が長期に及ぶことの影響が存在する可能性が示唆された。
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