研究課題/領域番号 |
20390517
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
白砂 兼光 広島大学, 医歯薬学総合研究科, 特任教授 (30093420)
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研究分担者 |
杉浦 剛 九州大学, 大学病院, 講師 (40322292)
碇 竜也 九州大学, 大学病院, 助教 (70380467)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 臨床腫瘍学 / 癌幹細胞 / 腺様嚢胞癌 / 上皮間葉移行 / がん幹細胞 / 口腔癌 / 癌転移モデル |
研究概要 |
本研究では、高転移性腺様嚢胞癌細胞株(ACCS-M GFP)を樹立し、低転移性親株(ACCS GFP)と比較を行うことにより、転移関連分子の同定及び転移機構の解析を行った。ACCS-M GFPは、高い造腫瘍性や上皮間葉移行(EMT)性状、スフェア形成能亢進、幹細胞マーカー発現より、癌幹細胞様細胞であることが示唆された。EMTおよび幹細胞形質中心的因子を探るため、BrachyuryをshRNAによりノックダウンした結果、全てのEMT関連、未分化マーカーの発現低下、EMT形質およびスフェア形成能が消失した。以上より、腺様嚢胞癌の転移機構に癌幹細胞、EMT関与がが重要な役割を担っており、その中心的制御因子としてBrachyuryの関与が示唆された。
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