研究課題/領域番号 |
20390568
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 千葉県立保健医療大学 |
研究代表者 |
石垣 和子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (80073089)
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研究分担者 |
山本 則子 東京医科歯科大学, 大学院・保健衛生学研究科, 教授 (90280924)
片倉 直子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (60400818)
法橋 尚宏 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60251229)
本田 彰子 東京医科歯科大学, 大学院・保健衛生学研究科, 教授 (90229253)
伊藤 隆子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (10451741)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2009年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2008年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 家族 / ビリーフ / 信念 / 看護 / 退院支援 / 指標 / 看護師 / 規範 / 介護 |
研究概要 |
日本における家族のビリーフの根底には、おもなビリーフとして、【人と人との関係性に関するビリーフ】、【死と病に関するビリーフ】、【役割規範に関するビリーフ】、【介護者としての自己に関するビリーフ】があった。また、看護各専門領域特有のビリーフはこのおもなビリーフの下位カテゴリーとして構造化されることも分かった。 このビリーフの表し方は、カナダカルガリ大学のWright 博士と Bell 博士が提唱してきたモデルとは異なる観点を含んでいる。それは、その社会的にありがちなビリーフの背景を念頭に置く内容となっていることであり、日本文化的な側面を表現しているともいえる。Wright 博士と Bell 博士のイルネスービリーフモデルは素晴らしいが、日本で看護実践するには日本文化への翻訳が必要である。この研究はイルネスービリーフモデルを日本で活用するための橋渡しになるものと考えている。今後はこのおもなビリーフを基盤としたビリーフの解説書を作り、現場への適応可能性を検証してさらに精錬していく予定である。
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