研究課題/領域番号 |
20401030
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西秋 良宏 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (70256197)
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研究分担者 |
小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
鹿島 薫 九州大学, 理学研究院, 准教授 (90192533)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2008年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 新石器時代 / メソポタミア / 農耕牧畜 / 石器製作 / 古環境 / 集落構造 / 8.2ka / イベント / 石器製作技術 / 8.2kaイベント / 土器の起源 / 井戸 |
研究概要 |
シリア東北部、ハブール平原のテル・セクル・アル・アヘイマル遺跡について野外調査を実施し、前7千年紀後半の新石器時代社会の変革について調べた。その結果、前8千年紀後半に出現した本集落は前7千年紀初頭まで肥大化を続けたが、同半ばには小形化し後半には放棄されたことが明らかになった。加えて、比較研究によりイラン領ザグロスや南コーカサス地方など直接北メソポタミアと連絡しない地域においても、ほぼ同時期に社会変革が起きていることを確認した。変化が広域で生じていることからすると、その要因が地球規模の乾燥寒冷化、いわゆる8.2kaイベントにあるのではないかと推察された。
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