研究課題/領域番号 |
20402010
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
谷口 昭 名城大学, 法学部, 教授 (20025159)
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研究分担者 |
松田 恵美子 名城大学, 法学部, 教授 (50278321)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 台湾総督府文書 / 旧慣と近代化 / 明治官僚制 / 東アジアの近代法 / 総督府の官員像 / データベース / 文字列検索 / 東亜の近代法 / 臨時台湾土地調査局 / デジタルデータベース / 中華民国(台湾) |
研究概要 |
台湾総督府文書(各種の「公文類纂」、南投市中興新村・国史館台湾文献館所蔵)のうち、これまで全貌に触れられたことがない「臨時台湾土地調査局」関係の文書画像約15万コマを取得し、ほぼ40万字の翻刻文をデジタルベースで完成させた。その過程で、土地政策を基軸とする台湾の近代化の実相を追体験し、土地および旧慣の調査に従事した総督府職員の実像が浮かび出つつある。従来、職員の不正や腐敗が強調されがちであった総督府50年の治績に対する評価を、旧慣調査の実施状況を表現する生の文書群の分析を通じて転換できる見通しを得た。
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