研究課題/領域番号 |
20402032
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
高橋 淑郎 日本大学, 商学部, 教授 (00211342)
|
研究分担者 |
劉 慕和 日本大学, 商学部, 准教授 (90349952)
小出 大介 東京大学, 医学部附属病院, 客員准教授 (50313143)
大道 久 社会保険横浜中央病院, 院長 (60158805)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2010年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2008年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
|
キーワード | 医療バランスト / スコアカード(BSC) / 医療政策 / Sustainable BSC / 地域社会とBSC / ヘルスリテラシー / 導入目的と成果 / BSC / ヘルス・リテラシー / 医療BSC / 成果測定 / 成果評価 / Balanced Scorecard(BSC) / システムレベルのBSC / 経営戦略 / BSC導入意図 / CSRとBSC / Balanced Scorecard (BSC) |
研究概要 |
第1の研究目的である広範な文献整理に関しては、北米と日本での研究動向、ケース分析が詳細に行われ、幾つかの知見が見出された。第2の目的であるBSCが医療政策に有効に寄与するかに関しては、調査した各国では、カナダのオンタリオ州のみが、州政府の政策意図をBSCで展開し、各病院もBSCを利用して主政府のBSCをカスケードして受けるように歩調を合わせている。その背景として医療成果と経営成果を結合し確実に測定するという作業が行われているからこそ、成果が上がっていることが判明した。第3の医療リテラシーの向上への寄与に関しては、日本や台湾ではほとんど事例は見出すことはできなかった。オンタリオ州においても、個々の病院のトップマネジメントの意識により変化し、リテラシーの向上にBSCが寄与するような事例も確認できなかった。
|