研究課題/領域番号 |
20402056
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京学芸大学 (2010) 大東文化大学 (2008-2009) |
研究代表者 |
佐藤 千津 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (20271356)
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研究分担者 |
前田 耕司 早稲田大学, 教育総合科学学術院, 教授 (60219269)
岩崎 正吾 首都大学東京, 大学院・人文科学研究科, 教授 (30203368)
大迫 章史 仙台白百合女子大学, 人間学部, 講師 (60382686)
金塚 基 東京未来大学, こども心理学部, 助教 (90460302)
児玉 奈 (児玉 奈々) 滋賀大学, 国際センター, 准教授 (10389603)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2008年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 生涯学力 / 学校学力 / イギリス / オーストラリア / ロシア / 中国 / カナダ / 日本 / イギリス:オーストラリア:ロシア:カナダ:中国 / 学力 / 教育学 / 生涯学習 |
研究概要 |
本研究では、現代社会に必要な新たな学力のモデルとして「生涯学力」の概念について検討し、それを「狭義の学校学力とは異なり(その一部は含まれるが)、生涯にわたって自己もしくは地域の学習課題に取り組んでいく意欲および自己学習に向かう力」と定義した。イギリス、オーストラリア、ロシア、カナダ、中国、日本の6か国における学力政策や学力づくりへの取り組みの実態を調査し、比較検討した結果、生涯学力形成の規定要因として、(1)子どもの社会的実践力、(2)教師の実践力、(3)家庭(保護者)の実践力、(4)地域(の人びと)の実践力といった要件を抽出した。それを踏まえ、日本の学力向上施策に影響を及ぼす社会構造的要因を特定し、「生涯学力」の観点から考察することで学力問題に関する新たな研究課題を明らかにした。
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