研究課題/領域番号 |
20403014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
WALLIS R.Simon (WALLIS Simon / WALLIS R・SImon) 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (30263065)
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研究分担者 |
鷺谷 威 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (50362299)
中村 俊夫 名古屋大学, 年代測定総合研究センター, 教授 (10135387)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | チベット / テクトニクス / 地殻の粘性 / 湖段丘 / 湖岸段丘 / 納木湖 / 隆起 / 下部地殻粘性 / チベット高原 / 湖 / 地殻粘性 |
研究概要 |
チベット高地の地形の形成及び高地の成長・拡大のプロセスを説明するために、中部地殻に低粘性層の存在が推定されている。但し、定量的な検証は行われていない。検証するために、GPSを用いたNam Co湖の周囲に分布する湖段丘の標高を決定した。また、14Cの年代測定結果を加味し、1万年で湖の水位は約20m下がったことが分かった。予想される低粘性層は実際に存在すれば、水位低下に応じた段丘の隆起はあるはずであるが、有意な隆起は認められなかった。チベット地殻の低粘性層の分布と存在そのものを再検討する必要がある。
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