研究課題/領域番号 |
20405028
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 直紀 京都大学, 農学研究科, 准教授 (40335302)
|
研究分担者 |
江口 誠一 千葉県立中央博物館, 環境教育研究科, 研究員 (00301789)
|
連携研究者 |
酒井 正治 独立行政法人国際農林水産業研究センター, 研究員 (00353699)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 植物珪酸体 / 森林火災 / 植生変遷 / 落葉フタバガキ林 / 乾燥常緑林 / 北タイ / 乾燥落葉林 / 炭化木片 / ^<14>C年代 / 混合落葉林 / 植物珪酸体分析 / 年代測定 / 炭化材 |
研究概要 |
タイの熱帯季節林の植生変遷を、森林火災由来の炭化材と植物珪酸体の分析を用いて調べた。森林火災は少なくとも1万年前からタイの各地で発生したと考えられた。森林火災の発生頻度によって森林植生は変化し、火災の発生が多い地域では落葉フタバガキ林が成立しているが、火災が発生しなくなるにつれて混交落葉林から常緑林へと移り変わっていくものと考えられた。熱帯季節林は1万年前には現在よりも低緯度まで分布していたと推測された。本研究で用いた、樹木起源の植物珪酸体の分析は、過去の森林植生の変遷を研究する上で有効であった。
|