研究課題/領域番号 |
20405042
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
熊谷 進 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60109965)
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研究分担者 |
小西 良子 国立医薬品食品衛生研究所, 衛生微生物部, 部長 (10195761)
作田 庄平 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (80192087)
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連携研究者 |
高鳥 浩介 NPO法人カビ相談センター, 理事長
PRAPEUK Tangmunkhong Kasetsart University, Faculty of Veterinary Medicine, Associate Professor
AMNART Poapolathep Kasetsart University, Faculty of Veterinary Medicine, Associate Professor
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2008年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | アフラトキシン / ゼアラレノン / タイ / 家畜 / 分解 |
研究概要 |
カビ毒高濃度汚染地域であるタイにおいて、カビ毒を代謝し解毒する微生物や動物組織を探索するために、タイのカセサート大学と共同で収集したカッサバ栽培農地を中心とした土壌から分離した細菌と真菌のカビ毒代謝活性を調べた。カビ毒としてアフラトキシン(AF)、オクラトキシンA(OA)、ゼアラレノン(ZEA)を各試料に添加し培養した後に培養物を分析に供した。その結果、一部の菌によってAFB1とOAが代謝変換されることが認められた。また、タイ中央部において飼育されているウマ・ヒツジ・ブタの糞便および糞便に由来する嫌気性菌による上記カビ毒の代謝も合わせ調べたが、明瞭な代謝変換は認められなかった。動物組織に関しては、ブタやニワトリ等の家畜ならびにマウス等の実験動物の肝臓組織によるAFB2の代謝およびヤギ組織におけるゼアラレノンの代謝を検討したところ、各種動物の肝臓分画によるAFB2からAFB1への代謝の可能性が示唆され、ヤギの諸臓器におけるゼアラレノンからゼアラレノールへの代謝が認められた。
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