研究課題/領域番号 |
20405045
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境農学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松本 哲男 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 特任教授 (30313977)
|
研究分担者 |
前多 敬一郎 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 教授 (30181580)
山内 章 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (30230303)
西川 芳昭 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (80290641)
伊藤 香純 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 准教授 (10467334)
西村 美彦 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (10301219)
|
連携研究者 |
早川 茂 香川大学, 農学部, 教授 (50126893)
田島 茂行 香川大学, 農学部, 教授 (50116894)
矢倉 研二郎 阪南大学, 経済学部, 講師 (20454647)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2010年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2008年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
|
キーワード | 国際協力 / 農産物加工 / 農村開発 / 一村一品 / カンボジア |
研究概要 |
本研究は、カンボジアの酒造農家を事例として取り上げ、開発途上国における市場ニーズにあった農産物加工産業振興による持続的農村開発のモデルの構築を目的とする。酒の低品質が低価格の原因であり、協力農家の敷地内に試験用の酒造設備一式を設置し、現地の酒造方法を基礎に酒造工程の改良を重ね、試作品を完成させた。商品化に興味がある酒造農家を5軒組織化し、生産技術・方法に関するマニュアルを作成、市場テストに基づき、価格設定を行った。試販売品をカンボジア政府にスラータケオとして商品登録し、販売を開始した。販売量は徐々に増加しつつあり、その結果、生産者の生計向上が実現され、経営状況が改善された。さらに、この取り組みをモデルとしてラオス国立大学農学部との共同による加工品の調査を開始した。
|