研究課題/領域番号 |
20406003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 名古屋大学 (2011) 中部大学 (2008-2010) |
研究代表者 |
加藤 昌志 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10281073)
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研究分担者 |
大神 信孝 中部大学, 生命健康科学部, 講師 (80424919)
川本 善之 中部大学, 生命健康科学部, 准教授 (10410664)
山ノ下 理 中部大学, 生命健康科学部, 講師 (50424924)
後藤 友二 中部大学, 生命健康科学部, 助手 (70362522)
伊田 みちる 中部大学, 生命健康科学研究所, 助教 (80393148)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2008年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ヒ素 / 発癌 / 癌遺伝子産物 / システイン / 癌遺伝子 / 国際研究者交流 / バングラデシュ / ベトナム / マレーシア / 重金属 / RET / 皮膚癌 / 井戸水 / ICP-MS / 抗酸化剤 / アジア / 飲用井戸水 / matrix metalloproteinase |
研究概要 |
飲用井戸水に含まれるヒ素が、慢性ヒ素中毒患者からの発癌を誘発していることが報告されている。ゆえに、ヒ素汚染井戸水を特定することは重要である。さらに、ヒ素誘発癌の機構を解明することは、新しい予防療法を開発するために重要である。本研究では、アジア地域の大学との国際共同研究により、ヒ素を含めた種々の元素の濃度を調べた。さらに、ヒ素がシステインを標的に作用し、癌遺伝子産物の三次元構造修飾を介した活性化より、発癌を誘発する可能性を示した。本機構に基づいて、システインを標的としたヒ素誘発癌の予防療法を提案した。
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