研究課題/領域番号 |
20406006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | (財)大阪バイオサイエンス研究所 |
研究代表者 |
有竹 浩介 (財)大阪バイオサイエンス研究所, 研究員 (70390804)
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研究分担者 |
鎌内 慎也 財団法人大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, 研究員 (00397564)
丸山 敏彦 財団法人大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, 研究員 (70414133)
星川 有美子 財団法人大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, 研究員 (10390808)
早石 修 財団法人大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, 研究員 (40025507)
永田 奈々恵 財団法人大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, 研究員 (80390805)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 睡眠障害 / リポカリン / プロスタグランジンD合成酵素 / オレキシン / ヒスタミン / アデノシン / 等電点電気泳動 |
研究概要 |
チューリヒッヒ大学睡眠研究グループと共同で、睡眠障害患者の脳脊髄液および血液中の睡眠覚醒調節に関与する物質を分析し、健常人と比較した。ナルコレプシー患者では脳脊髄液中のリポカリン型PGD合成酵素濃度が有意に減少していること、パーキンソン病患者では有意に増加していることが判明した。更に、ヒスタミンやアデシンの濃度を調べたところ、脳脊髄液中のヒスタミン濃度は、多発性硬化症患者で増加し、イノシン濃度は、全ての睡眠障害患者で高い値を示した。これらの結果から、脳脊髄液中のL-PGDS、ヒスタミン、イノシン濃度の測定と比較が睡眠障害の新たな診断マーカーになることを見出した。
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