配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究概要 |
本研究では,2次元あるいは3次元の物体を充填するMulti-sphere Schemeを提案し,その構成要素の設計や図形や描画に関する基礎理論の研究を行った.3次元物体の三角形メッシュデータからグラフ論的な解析の下で直接,球集合近似データを構築する方法を得た.また,Multi-sphere Schemeに対する3Dインターフェイスを作成し,実験結果の可視化ができるようになった.2次元における矩形のパッキングを厳密に解くソフトウエアの性能を改良し,未解決あったベンチマーク問題を世界で初めて解くことに成功している.基礎理論の結果として,任意の3点連結の分解構造を2次元のグラフ描画を使ったデータ構造の発見や3次元の非凸多面体の作るグラフの特徴付けに関する理論的研究成果が得られた.特に後者の結果は,80年前に得られたSteinitzの定理を非凸多面体の場合へ初めて拡張することに成功した成果である
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