研究概要 |
与えられた伝送ビットレート下で動画像を帯域圧縮・符号化する際は,一般に時間-空間領域における画質の低下が生じる.本研究では,水平画素数1000を超え,毎秒のフレーム数60枚程度の高精細・高フレームレートの動画像を対象として,指定された伝送ビットレートで圧縮符号化した場合の主観画質を予測すると共に,その画質を最大化するための時間-空間領域におけるレート制御手法,さらには一定の伝送レートの下で画質の変動を最小化する画質平坦化法について検討し,高精細・高フレームレート動画像の圧縮符号化において有効な画質制御手法を確立した.
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