研究課題/領域番号 |
20500141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
若木 利子 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (50317369)
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研究分担者 |
澤村 一 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (40282991)
新田 克己 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (60293073)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 議論意味論 / 演繹的議論 / 発想的議論 / ハイブリッド議論 / 議論フレームワーク / マルチエージェント / 交渉 / 譲歩と妥協 / プリファレンス / 一貫性制約 / 議論の意味論 / 議論に基づく交渉 / プリファレンスとPAF / 一貫性制約とCAF / ステージ意味論 / 議論計算エンジン / 解集合プログラミング(ASP) / referred extensions / 議論の枠組 / アブダクション / Answer Set Programming(ASP) / preferred semantics |
研究概要 |
本研究ではCaminadaのラべリング手法と解集合プログラミングに基づきDungの議論意味論を効率的に計算する方法の提案,及び,その演繹的議論計算エンジンを実装した。次に事実的知識以外に真偽が未知の仮説を扱う発想的議論フレームワーク(AAF)を提案して所望のゴール論証をAAFにおいて正当化する説明(仮説集合)を発見する方法を提案し,アブダクションと解集合プログラミングに基づき全ての説明を計算する発想的議論計算エンジンを開発した。更にこれらの応用として,AAFに基づく「譲歩と妥協」の新たな交渉の形式化を提案した。最後にプリファレンスや一貫性制約の知識を交渉や議論で扱うことを可能にするPAF(Preference-based Argumentation Framework)の意味論を提案し,これらの提案手法に基づいて電子商取引を行うマルチエージェントの交渉システムを構築した。
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