研究課題/領域番号 |
20500158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
舟木 慶一 琉球大学, 総合情報処理センター, 講師 (30315486)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 音声情報処理 / 信号処理 / 音声のF0推定 / 解析信号 / 複素音声分析 / ロバスト分析 / 音声符号化 / iLBC / 楽音の音高推定 / フォルマント推定 / 音声のFO推定 / G.711.1 / ALS / 音声のフォルマント推定 / 雑音に頑健 / 時変複素音声分析 |
研究概要 |
音声のF0推定は音声処理における重要な課題である。研究代表者は、自らが提案した解析信号に対する時変複素音声分析による、複素残差信号の自己相関/AMDFのピーク探索により、F0推定を行うフレームベース方式を、既に構築した。本研究課題において、時変複素音声分析で推定したスペクトルのピーク値から、F0を推定するサンプルベースF0推定方式を提案し、フォルマント推定や楽音の音高推定に適用した。さらに、サンプルベース方式による推定結果を予備選択値とし、それを基準とする限定された範囲内でフレームベース方式により本選択を行う2段推定方式の構築を行い、演算量が低減されると共に推定精度も向上することを確認した。さらに、有声性の強度に応じてフレーム毎に推定精度を評価し、時変分析の効果を調べたところ、定常性の高いフレームでは時変分析が有効であることを確認した。
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