研究課題/領域番号 |
20500170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
徐 剛 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (90226374)
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連携研究者 |
深井 寛修 立命館大学, 情報理工学部, 助手 (50571585)
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研究協力者 |
山崎 雅起 株式会社, 東芝・研究開発センター
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 計測工学 / 画像認識 / スマートセンサ / 応用光学 / 幾何学 / 鏡面反射 / 拡散反射 / 混合反射 / 3次元形状計測 / ステレオカメラ / ディスプレイ / プロジェクタ / 相位シフト |
研究概要 |
本研究では、ステレオカメラ・ディスプレイを使うことにより、従来拡散反射面しか3次元計測できなかった限界を乗り超え、鏡面反射面に対しても3次元計測ができるように発展させた。更に、プロジェクタも併用することにより、鏡面反射・拡散反射の混合反射面に対しても3次元計測ができるように拡張した。理論的には、ディスプレイに縦方向と横方向の位相シフトを表示観測することにより鏡面反射してくる光が3次元空間のどこから飛んできたかを全て計算することができ、鏡面上の各点において入射角と反射角が等しいことを利用すれば、各点の3次元座標及び法線方向を一意に決めることができた。更に、プロジェクタを併用するとき、鏡面反射成分と拡散反射成分の双方を用いて3次元形状の最尤推定法を提案し、その有効性を確認した。本研究の成果は鏡面反射する金属部品が多い工業計測に新しい知見をもたらした。
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