研究課題
基盤研究(C)
本研究では、心筋梗塞等の病気によって生じる心臓の収縮効率の低下がもたらす心不全において、治療等の効果を定量的に評価するための基礎モデルとして、循環動態シミュレーションモデルに自律神経からの収縮力増大刺激となるβ刺激系を導入し、病態における心臓のエネルギー収支を評価した。心筋細胞のモデルとして多くの細胞内機能要素をモデル化した京都モデルを使用し、循環モデルの血圧から生成される自律神経信号を細胞に入力することで、起立性負荷等の血圧変動を高精度に再現することができた。
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