研究課題
基盤研究(C)
cAMPにより誘導される神経突起伸展機構のうち、ほとんど明らかになっていなかったcAMPから細胞骨格を直接制御する経路について、PKA-STEF-Rac1が主要な因子として働いていることを見出した。また、NGFによる神経突起伸展制御の機構と、今回明らかになったcAMPによる機構を比較することにより、突起先端部での局所的なRac1とCdc42の活性化が神経突起伸展の最小基本要素であるという作業仮説を立てるに至った。また軸索極性形成におけるRap1Bのinstructiveな役割を明らかにするとともにその下流のシグナル経路を見出した。
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