研究課題
基盤研究(C)
睡眠・覚醒中の神経活動の特性を知るため行動するマウス視覚大脳皮質から睡眠・覚醒時のマルチニューロン活動を記録した。これより(1)睡眠中においても覚醒時とは異なる視覚応答が存在すること(2)睡眠中に単シナプス性の機能的結合が上昇するという結果を得た。さらに(3)睡眠中の機能的結合促進は抑制系の制御を受け、(4)NMDA受容体機能を必要とすることが明らかになった。以上の結果をふまえ睡眠は機能的結合の促進を通して可塑性などの脳機能に関与することが示唆された。
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Hum Mol Genet. 18
ページ: 1099-1109
生体の科学 60
ページ: 260-268
Human molecular genetics (印刷中)