研究課題
基盤研究(C)
過去に死亡したニホンザルとタイワンザルの血液試料を用いてガンマヘルペスウイルス(γHV)感染状況の把握を行うと同時に同一個体のホルマリン液漬標本の病理学的検索によるリンパ腫発生状況の把握を行った。その結果、sEBV感染個体数に比して腫瘍発生例数が低いことが確認された。また、sEBV関与NK/Tリンパ腫のニホンザル1例とその可能性のあるタイワンザルの1症例を発見した。今回の研究によって両種がヒトγHV関与リンパ腫モデルの作出に適していることが明らかになった。
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