研究課題/領域番号 |
20500396
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
原田 義規 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (10381956)
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研究分担者 |
山岡 禎久 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (80405274)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | バイオイメージング / ラマン分光 / 薬物代謝 / 細胞 / ラマン散乱 / 薬剤 / 可視化 |
研究概要 |
ラマン散乱光は無染色で細胞内分子の局在を観察するために有用と考えられるが、ラマン散乱光は微弱なため非常に長い計測時間を要し、生細胞の観察にはあまり適していなかった。本研究では、高速ラマン顕微鏡を用いて、生細胞と抗癌剤の細胞内分布・代謝イメージングを試みた。共鳴ラマン散乱を用いることにより生細胞イメージングが短時間で可能となった。抗癌剤CPT-11/SN-38の細胞内局在の非染色イメージングが可能であった。また、抗癌剤の細胞内代謝についても解析を行った。ラマン散乱スペクトルの持つ分子情報をもとにイメージングを行えばプローブを用いなくとも細胞内薬物分布が可視化でき、非染色・非破壊・多次元な解析が可能と考えられた。
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