研究課題/領域番号 |
20500400
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
三俣 昌子 日本大学, 医学部, 教授 (40064589)
|
研究分担者 |
江角 眞理子 (江角 真理子) 日本大学, 医学部, 准教授 (30167291)
楠美 嘉晃 日本大学, 医学部, 講師 (60186393)
安孫子 宜光 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (70050086)
江角 眞理子 日本大学, 医学部, 准教授 (10147019)
|
連携研究者 |
東 浩介 順天堂大学, 医学部, 助手 (40420830)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 粥状硬化 / 内皮細胞 / 増殖 / 単球接着 / p21^<sdi / cip / waf1> / thioredoxin interacting protein / Porphyromonas gingivalis / Toll-like receptor (TLR)2 / ヒト粥状硬化 / 歯周病菌 / r40(HBP35)蛋白 / マクロファージ / 歯周病菌リポ蛋白(LPS) / サイトカイン / ずり応力 / p21 / TXNIP / apoptosis / 酸化 / chemokines |
研究概要 |
第一に血流下における内皮の増殖と粥状硬化発症の関連を検討した。層流性ずり応力に比べ乱流性ずり応力は内皮の増殖と単球接着を増加させた。内皮の増殖を抑制するp21^<Sdi/Cip/Waf1>(p21)は乱流による単球接着増加、内皮のTXNIP,VCAM-1,CCL5,CXCL10,L-selectin発現を抑制した。血流下でp21は単独で、または内皮の増殖抑制を介して、内皮のレドックスバランスを抗酸化状態へ導き、接着や遊走因子発現を阻止し、単球接着を抑制して抗粥状硬化性に作用すると思われる。第二に、粥状硬化発症への歯周病菌(Pg)の関与を検討した。ヒト大動脈のAtheromaのマクロファージにPg由来r40kDa蛋白が存在し、Fatty streak,DIT、冠動脈のAtheromaには認めなかった。Pg由来LPSで刺激した単球の培養上清は内皮のTLR2 mRNAを発現させ好炎症性に作用した。
|