研究課題/領域番号 |
20500420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
村田 和也 山口大学, 医学部・附属病院, 講師 (60314803)
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研究分担者 |
和田 靖明 山口大学, 医学部・附属病院, 助教 (50448297)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 超音波医学 / 心不全 / 医用システム / 生理学 / 解析学 / 肥大型心筋症 |
研究概要 |
健常例25名、非閉塞性肥大型心筋症(HCM)27名を対象とし、左室心基部と心尖部の左室短軸断層像を記録した。組織トラッキングにより1心周期における左室心内膜に設置した8点の軌跡を自動追跡させ、各指定点間の距離を1フレーム毎に算出した。これより左室短軸方向の時間-短縮曲線を得、大動脈弁閉鎖点から左室伸展の40%に至るまでの時間(T_<40>)を測定した。結果:HCM群では健常例と比較し、心尖部と心基部でのT_<40>に至るまでの時間の差(ΔT_<40>)は大であった。心基部と心尖部の伸展開始時間差は等容弛緩時間との間に良好な相関を示した。結論:左室心尖部-心基部間の協調した伸展の障害は、左室拡張能障害の一因であることが示唆された。
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