研究課題/領域番号 |
20500421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
千田 彰一 香川大学, 医学部附属病院, 教授 (30145049)
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研究分担者 |
舛形 尚 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (70263910)
合田 文則 香川大学, 医学部附属病院, 准教授 (90294769)
山上 あゆむ 香川大学, 医学部附属病院, 医員 (30403786)
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研究協力者 |
山上 あゆむ 公立福生病院, 内科, 医師 (30403786)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | メタボリックシンドローム / 心機能 / 血管機能 / 心血管危険因子 / 超音波 / 心血管機能 / 動脈硬化 |
研究概要 |
超音波血流ドプラ信号解析を用いて、心不全症状のないメタボリックシンドロームの心機能解析を行った。メタボリックシンドロームでは正常対象群と比較して左室収縮能は保持されているが、左室拡張能の低下が認められることが明らかになった。さらに左室拡張能障害は動脈の硬さ指標と相関することが明らかになり、心室-動脈連関が左室拡張能障害に関与することが示唆された。さらに、ドプラ法を用いた解析では心機能指標ストレインは正常群でも加齢とともに低下するが、高血圧単独、糖尿病単独があればさらに低下し、両者が合併すると最も低下度が大であることを明らかにされた。したがって高血圧・糖尿病が合併するメタボリックシンドロームでは左室長軸方向の心機能が最大に低下しているため、拡張障害による心不全を発症しやすいことが示された。
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