研究課題/領域番号 |
20500440
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
山脇 正永 東京医科歯科大学, 医学研究科, 教授 (30302855)
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研究分担者 |
檀一 平太 (檀 一平太) 自治医科大学, 医学部, 准教授 (20399380)
佐藤 勝重 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (80291342)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 嚥下運動 / 脳機能 / CPG / 嚥下障害 / NIRS / central pattern generator / 脳機能マッピング / リハビリテーション / 光トポグラフィ / 抑制シグナル / 口腔感覚 / 誤嚥性肺炎 / リスク管理 / 補足運動野 |
研究概要 |
本研究は1) 嚥下運動における大脳-CPG 連関の神経メカニズムを解明し、2)種々の嚥下障害患者での大脳-CPG 連関障害を分析し、3)CPGをターゲットとした分子薬理学的治療法の開発、及び4) 大脳-CPG 連関をターゲットとする治療デバイス(大脳-CPG-末梢神経の経時刺激、ロボティックスへの応用)の開発を目指すものである。本研究の結果から、命令嚥下(Command Swallow)は非命令嚥下(Noncommand Swallow)と異なるメカニズムで制御されている可能性が示唆された。特に嚥下障害患者ではしばしば努力性嚥下(≒自己キューによる命令嚥下、随意嚥下)を伴い、嚥下を意識した運動開始にあたって大脳がどのように関与するかは、嚥下障害における延髄central pattern generatorの関与を考える上で重要である。特に実際の嚥下障害へのリハビリテーション・治療を考える場合に、命令嚥下が困難となる場合には非命令嚥下を誘発させる方法(アイスマッサージなどはその可能性がある)を診療に取り入れることが必要性が明らかになってくる。嚥下運動の脳活動を解明することにより、現在は積極的治療法のない嚥下障害について、新たなアプローチ法の開発につながる結果であった。
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