配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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研究概要 |
ウェーブレット変換(WT)型の音声強調システムと鼓膜加振動デバイスを組み合わせて,次世代の補聴システムの検討を行った.WTは,Meyer型のWTが優れており,これに基づくPTI-CWTを用いることが有効であることがわかった.また,両耳信号処理アルゴリズムとして,TS-BASE/WTを提案した.これは,少ない帯域数でも,従来の音声強調法と同様の性能があることが,定量評価,主観的評価においても明らかとなった.有限要素法を用いて,頭部,鼓膜・耳小骨のモデルを解析するとともに,石膏頭部モデルにより,音声の頭部伝達特性の解析を行った結果,音声補聴用としても適していることがわかった.
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