研究課題
基盤研究(C)
酸素が足りない状態に陥ると,生体ではHIF-1alphaというタンパク質が安定化し,酸素不足に適応するような変化が引き起こされる.本研究では,通常酸素下においてその適応反応を刺激する物質(prolyl hydroxylase抑制剤)を投与し,低酸素適応反応が生じるか否かを観察した.その結果,投与によって骨格筋における毛細血管新生や解糖系の酵素の活性が増加し,酸素不足を解消するような適応反応が観察された.
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北海道教育大学紀要(自然科学編) 第61巻
ページ: 7-11
110008428951
北海道教育大学紀要(自然科学編)
巻: 61 ページ: 7-11