研究課題/領域番号 |
20500591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
内田 千代子 茨城大学, 保健管理センター, 准教授 (80312776)
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研究分担者 |
宮川 八平 茨城大学, 保健管理センター, 教授 (20219728)
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連携研究者 |
中山 健夫 京都大学, 医学部, 教授 (70217933)
高橋 由光 京都大学, 医学部, 助教 (40450598)
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研究協力者 |
杉村 仁美 茨城大学, 大学院・教育学研究科・学校臨床心理専攻, 修士課程
渡辺 俊太郎 大阪総合保育大学, 児童保育学部, 専任講師 (80434877)
日下部 典子 福山大学, 人間文化学部, 准教授 (60461290)
UCHIDA M. Yale University
KING R. Yale University
OSTROFF R. Yale University
SCHWAB-STONE M. Yale University
JACOBS D. Screening for Mental Health
KIM YS. Yale University
FINN-STEVENSON M. Yale University
SWARTZ K. Johns Hopkins University
UCSD
SHAFFER D. Columbia University
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 精神保健 / 自殺 / いじめ / 大学生 / 思春期・青年期 / 予防 / ポストベンション / 思春期、青年期 / うつ病 / 不安障害 / 学校保健 |
研究概要 |
実態調査により、大学生の6%以上が深刻に自殺を考えたことがあり、そのような学生は自殺を肯定する傾向があることが明らかになった。また、自殺を肯定する傾向は女子より男子のほうが高かった。いじめの経験と自殺念慮との関連性は、大学生において認められ、中校生においてはその可能性が示唆された。50%以上の学生が、何らかの自殺に関する教育を受けたことがあり、自殺の危険性に関する知識では受講経験者のほうが高く、予防教育が有効であると考えられた。少人数を対象とした自殺予防教育において効果が認められ、友人の自殺の危険の気づきと支援の申し出による自己効力感、自殺の危険を減少させると考える傾向が高まった。さらに、遺された人に精神科医療を勧める観点も高まった。なお、約9%の学生が身近な人の自殺を経験していることから、ポストベンションを視野に入れる必要性が明らかになった。
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